現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

正論

こども家庭庁は基本法と一体で 日本財団会長・笹川陽平

親から虐待を受けて亡くなった女児が暮らしていたアパートの前に供えられたメッセージや花=平成30年、東京都目黒区(吉沢良太撮影)
親から虐待を受けて亡くなった女児が暮らしていたアパートの前に供えられたメッセージや花=平成30年、東京都目黒区(吉沢良太撮影)

子供対策を一元的に担う「こども家庭庁」(以下家庭庁)が来春にも内閣府の外局として設置される見通しが強まっている。多省庁に分散した業務を集約し、縦割り行政の弊害を解消するのが狙いだが、子供問題は近年、一段と複雑・多様化し、各省庁が所管する子供関連の個別法も多い。

子供対策の司令塔

家庭庁を子供対策の司令塔として機能させるには、その理念や基本方針が広く共有されなければならない。そうでなければせっかくの新組織も「仏作って魂入れず」になりかねないからだ。

日本財団会長、笹川陽平氏
日本財団会長、笹川陽平氏

日本財団では一昨年9月、有識者による研究会の議論を経て子供の権利を包括的に定める「子ども基本法」(仮称・以下基本法)の制定を提言し、筆者も同1月、本欄に「基本法で子供育成の新理念示せ」を投稿した。家庭庁の創設と基本法の制定が一体で行われるよう重ねて提案する。

ランキング

  1. 【主張】アジア大会 中国の専横は許されない

  2. 【産経抄】死の淵から戻った意味無料プラン記事

  3. 【浪速風】経済対策 安易なばらまきは慎め

  4. 【主張】インボイス導入 丁寧な説明で不安解消を

  5. 【主張】玉城氏の海外演説 日本の知事の資格を疑う

  6. 【正論】教科書検定制度「転落」の50年 新しい歴史教科書をつくる会副会長 藤岡信勝無料プラン記事

  7. 【杉田水脈のなでしこリポート(1)】NYの国連関連イベントで「慰安婦は性奴隷ではない」と訴えたところ…

  8. 【書く書く鹿じか】橙夏・黄秋・66歳「緑寿」人生100年時代 彩り新た

  9. 【西論プラス】元特攻志願兵の死去に思う 転換すべき日本の平和教育と報道姿勢 大阪社会部次長 津田大資有料プラン記事

  10. 【浪速風】〝凄腕〟新幹線清掃員への対価は?