自民党の福田達夫総務会長は15日の記者会見で、新型コロナウイルス禍に対応する経済対策について、「政治は見通しを説明しなければいけない。3つぐらいのシナリオを作る中で、政策パッケージを考え始める時期だ」と語った。その上で「(岸田文雄首相が掲げる)『新しい資本主義』の骨格をそろそろ出していただかないと困る」と政府に注文をつけた。
また、ガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」の凍結解除に関しては、ウクライナ情勢や原油価格の見極めが必要との考えを示した上で「国民生活の逼迫(ひっぱく)も踏まえ、検討してもいいのかなと思っている」と述べた。