ロシア、穀物輸出を制限 国内の食糧自給優先

ロシア政府は14日、隣接するベラルーシなどに対する小麦など穀物の輸出を制限することを決めた。ウクライナ侵攻で欧米諸国からの経済制裁が強まる中、国内の食糧自給に万全を期すのが狙い。ロイター通信などが伝えた。

報道によると、ベラルーシやカザフスタンなどで構成するユーラシア経済連合(EAEU)に対し、小麦やトウモロコシなどの輸出を6月末まで、白糖や粗糖は8月末まで禁止するとしている。

ただ、既に許可を得ている業者による輸出は、輸出枠の範囲内で認められるとしている。(共同)

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