感染5千人、都市封鎖拡大 中国「ゼロコロナ」へ警戒

新型コロナの感染者が確認され外出が制限された居住区で、フェンス越しに食料を受け取る防護服姿の担当者=15日、北京(共同)
新型コロナの感染者が確認され外出が制限された居住区で、フェンス越しに食料を受け取る防護服姿の担当者=15日、北京(共同)

中国の衛生当局は15日、新型コロナウイルスの新たな市中感染者を14日に中国本土で5154人確認したと発表した。中国が無症状感染者数を公表している2020年3月末以降で最多となった。中国は「ゼロコロナ」を目指しており警戒を強化。各地で事実上のロックダウン(都市封鎖)などの厳しい規制を拡大した。

東北部の吉林省で約4千人の新規感染者が見つかった。人口約900万人の同省長春市や約1700万人の広東省深圳市は、居住区ごとに住民の出入りを制限するなどロックダウンを継続。全市民に複数回のPCR検査も進めている。長春では臨時病院も建設した。人口約1千万人の工業都市で深圳に隣接する広東省東莞市も15日、ロックダウンを開始した。

中国吉林省長春市に建設された臨時病院=12日(CNS=共同)
中国吉林省長春市に建設された臨時病院=12日(CNS=共同)

上海でも14日に100人を超える感染者を確認。水際対策を万全にするため、上海の空港に到着する国際便を21日から他都市に分散させる。(共同)

新型コロナの感染者が確認された居住区付近の飲食店。感染拡大防止を理由に営業を休止していた=15日、北京(共同)
新型コロナの感染者が確認された居住区付近の飲食店。感染拡大防止を理由に営業を休止していた=15日、北京(共同)
新型コロナの感染者が確認され、外出が制限された居住区。出入り口は塀で閉ざされていた=15日、北京(共同)
新型コロナの感染者が確認され、外出が制限された居住区。出入り口は塀で閉ざされていた=15日、北京(共同)

会員限定記事会員サービス詳細