消防士溺死で罰金求刑 元教務課長ら訓練中の事故

山口県消防学校(山口市)で令和2年、水泳訓練中に同県防府市消防本部の消防士、大村翔さん=当時(21)=が溺死した事故で、指揮・監督者としての注意義務を怠ったとして業務上過失致死罪に問われた同校の元教務課長、鍛冶英利被告(55)と、元教務課主査の助石一幸被告(49)の論告求刑公判が14日、山口地裁(小松本卓裁判官)であった。検察側がそれぞれ罰金50万円を求刑して結審した。判決は来月19日。

両被告は起訴内容を認めていた。最終弁論で両被告の弁護側は検察側の求刑などに異論はないと説明。最終意見陳述で大村さんが亡くなったことに関し鍛冶被告は「改めておわびを申し上げたい」と述べた。

検察側は論告で鍛冶被告らに対し、訓練内容の最終決定権者として内容の見直しを率先して行うべきだったのに怠ったなどと指摘した。

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