グローリー子会社で21億円横領、17億円は競馬に

グローリーの社内調査委員会が公表した31ページに及ぶ報告書
グローリーの社内調査委員会が公表した31ページに及ぶ報告書

貨幣処理機大手のグローリー(兵庫県姫路市)は14日、コインロッカー販売の子会社「グローリーサービス」(大阪市北区)の元社員が平成21年~今年2月、売上金など約21億円を横領し、うち約17億円を競馬の馬券購入に使っていたと発表した。今月11日付で元社員を懲戒解雇し、刑事告訴を検討している。

社内調査委員会の報告書によると、元社員は経理を担当。売上金や保険料などを保管する金庫から現金を着服したり、会社の預金を自身の口座へ振り込んだりし、発覚を免れるため残高証明書や帳簿を改竄(かいざん)していた。元社員は横領を認めている。

横領した金は馬券購入のほか、飲食や遊興費に充てていた。令和2年にグローリーサービスの借入金が不自然に膨らんだことなどから不正が発覚し、今年2月に社内調査委を設置していた。

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