ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ロシアの侵攻後、ウクライナ軍の約1300人が戦死したと述べた。ロイター通信が伝えた。ロシア大統領府によると、プーチン大統領は12日、仏独両首脳との電話会談で、ロシアとウクライナの代表がビデオ会談を続けていると説明した。3首脳はロシアの要求実現の可能性を検討したというが、詳細は不明。ゼレンスキー氏は12日、ロシアとの間で一定の合意を目指した話し合いが始まっていると述べた。
ロシア側は12日、欧州最大級の南部ザポロジエ原発について、ロシア国営原子力企業ロスアトムが接収したと主張した。ウクライナ原子力企業エネルゴアトムが明らかにした。全国の電力需要の2割以上を担う同原発を掌握し、ウクライナを揺さぶる狙いとみられる。(共同)