全国初の女性市長 元芦屋市長の北村春江さん死去 自宅全壊の中、復興を指揮

退任の挨拶をする元芦屋市長の北村春江氏=平成15年6月10日
退任の挨拶をする元芦屋市長の北村春江氏=平成15年6月10日

全国初の女性市長として兵庫県芦屋市長を3期12年間務めた北村春江(きたむら・はるえ)さんが13日午前、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、同県西宮市内の病院で亡くなった。93歳だった。昨年5月に脳梗塞で倒れて入院し、療養生活を続けていた。

京都市出身で、昭和27年に立命館大法学部を卒業して弁護士となり、芦屋市教育委員を経て平成3年4月の同市長選に立候補し、初当選。15年6月まで12年間、市長を務めた。7年の阪神大震災では、自宅が全壊する中、救援活動や復旧、復興の指揮を執った。

市長退任後は、弁護士に復帰。震災時の行政経験などをテーマに講演活動も積極的に行っていた。

伊藤舞市長は「私の母が市議だった当時、市長として活躍しておられ、私のロールモデルとして大変尊敬していた。生前のご功績に深く敬意を表したい」とのコメントを寄せた。

北村春江さんの通夜は15日午後6時、葬儀・告別式は16日午前11時半、芦屋市春日町の芦屋マイトリーホールで。喪主は長男、篤(あつし)氏。

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