参院選6月22日公示と明言 茂木氏、沖縄慰霊の日考慮

自民党大会で党務報告を行う茂木敏充幹事長=13日午前、東京都港区(矢島康弘撮影)
自民党大会で党務報告を行う茂木敏充幹事長=13日午前、東京都港区(矢島康弘撮影)

自民党の茂木敏充幹事長は13日の党大会で、夏の参院選が6月22日公示になると明言した。今国会の会期延長がなく、通例の日曜投票なら公選法規定で7月10日投開票となる。原則17日間の選挙期間を当てはめると、公示は6月23日。「沖縄慰霊の日」と重なることを考慮し、1日前倒しするとみられる。

7月10日投開票だった平成28年の参院選でも、公示を1日早めて6月22日とした。選挙日程は政府が閣議決定する。

今国会会期は6月15日まで。通常国会は会期150日で1回延長できるが、国会法改正で1月召集となった平成4年以降、参院選を控えた10回の通常国会で延長は2回しかない。

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