ひときわ存在感を放った大会の最終日に、有終の美を飾った。ウクライナがノルディックスキー距離オープン10キロリレーで11個目の金メダル。29個のメダル総数とともに冬季の同国史上最多記録をさらに伸ばした。ゴール後はガイド2人を含む6人全員が「ウクライナに栄光を。英雄たちに栄光を」と声をそろえて叫んだ。(共同)
バイアスロン男子立位で頂点に立った2走のボウチンスキーが計4選手で組んだチームを引っ張った。トップと16秒差の2番手スタートから先頭を奪う働きで「本当に素晴らしい日だ。チームみんなが支え合い、全てのウクライナ人のサポートがあったから勝利できた」と晴れやかな表情。「次のパラリンピックに参加するときは世界中で戦争が終わっていることを願う」と改めて平和を訴えた。