もはや完成度は“アルファード” 新型トヨタ・ノア試乗記

ノアのオットマンやシートの調節機能はどれも操作が簡単だ。なんでも電動にする必要はないと、使ってみて、そう感じた。

ノアは、「プリウス」や「C-HR」、「カローラ・クロス」といった、人気トヨタ車と、基本的なプラットフォームを共用する。車体サイズは、アルファードの全長4950mmに対して、ノアは4695mmと、比較的コンパクトだ。でも、室内の広々感では負けていない。

上記のプラットフォームを採用したのが、新型ノアの大きな特徴で、はたして、広々とした室内空間が実現。多人数を載せたり、大きな荷物を運んだりする基本的な機能が拡張している。じっさい、さきに触れたとおり、オットマン機能つきのキャプテンシートを選べるし、3列目シートも折りたたみ式ながら、体格の大きな人でもけっこう長い時間座っていられる。

走りも良い

ミニバンを買っても、じっさいはフロントシートにひとりかふたりで乗っている場合がほとんど……というメーカーの調査結果もあるようで、ノアをふだんの通勤にも使うひとだって、けっこういるのだろう。そんな使いかたにも、新型はしっかり適している。

パワーユニットは、2.0リッターのガソリン・エンジン車と、1.8リッターエンジンを使うハイブリッドの2本立て。

走りに影響する車輪の直立角度(キャスター角)を見直し、かつシャシーの剛性がアップ。ステアリング・ホイールを切り始めたときのボディの動きが、従来とくらべスムーズで気持ちよくなった。とりわけハイブリッドでは、モーターとバッテリーの出力を上げて加速の“伸び感”を追求したというのは開発者の説明だ。

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