ロイター通信によると、クロアチア政府は11日、首都ザグレブ近郊で、ウクライナから飛来したソ連時代の無人偵察機が墜落したと発表した。死傷者は報告されていない。地元メディアは、10日午後11時ごろに爆発音が聞こえたと報じた。無人機がロシア所属なのかウクライナ所属なのかは不明だという。
ミラノビッチ大統領は、クロアチアに対する軍事行動ではないと判断しているなどと述べた。
クロアチアとハンガリーの当局によると、無人機は、ウクライナからルーマニアとハンガリーを通って飛んできた。クロアチアとハンガリー、ルーマニアはいずれも北大西洋条約機構(NATO)に加盟している。(共同)