ウクライナの子供たちの絵を展示 京都

京都市役所地下1階に展示されているウクライナの子供たちが描いた「キッズゲルニカ」=京都市中京区
京都市役所地下1階に展示されているウクライナの子供たちが描いた「キッズゲルニカ」=京都市中京区

ウクライナの首都キエフと姉妹都市の京都市で、5年前にウクライナの子供たちが平和を願って描いた巨大な絵が11日、市役所本庁舎で公開された。絵は東日本大震災の復興支援のために描かれたもので、市はロシアによるウクライナ侵攻を受け、絵を通して平和を祈るメッセージを伝えたいとしている。

絵は、世界中の子供が平和をテーマに絵を描く「キッズゲルニカ」プロジェクトの一環で平成29年、キエフや東部地域の子供100人以上が震災の復興支援を願って描いた5枚のうちの1枚。縦2・4メートル、横4・5メートルで、子供たちがそれぞれウクライナの国花・ヒマワリや景色を描いたものを組み合わせている。

公開は、14~18日の午前8時~午後6時、地下1階の広場で。

留学生に10万円支援

京都府の西脇隆俊知事は11日の定例会見で、ロシアのウクライナ侵攻に伴い、ウクライナからの留学生1人につき10万円を上限に、学校が実施する生活支援を補助することを明らかにした。府によると大学生ら計10人が対象となる見込み。府の外国人向けの相談窓口に専門の相談員も配置する。

令和3年度2月補正予算案に3千万円を計上。西脇知事は「ロシアの攻撃は暴挙であり、強く非難する。一日も早い事態解決を願うウクライナの人に寄り添いたい」と述べた。

京都市は避難者受け入れ

京都市の門川大作市長は11日、ロシアのウクライナ侵攻で国外に避難したウクライナ人を受け入れる態勢作りのために、来週中にも支援組織を発足させることを明らかにした。また、受け入れ先として市営住宅10戸を確保したほか、市に避難したウクライナ人の生活支援のための寄付を新たに募るという。

10日に開かれた準備会合には、市民有志で作る「京都キエフ交流の会」や経済団体などが出席。市は、住居や言葉、生活支援などあらゆる面からサポートできるよう、支援組織参加について企業や大学などに協力を呼びかける。

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