G7臨時農相会合、11日夜開催へ 金子農相出席、ウクライナ情勢を議論

金子原二郎農水相(矢島康弘撮影)
金子原二郎農水相(矢島康弘撮影)

農林水産省は11日、先進7カ国(G7)臨時農相会合がオンライン形式で日本時間11日夜に開かれると発表した。金子原二郎農相が出席する。議長国ドイツの提案で、ウクライナ情勢が世界の食料安全保障に及ぼす影響を議論する。

金子氏は11日の閣議後記者会見で「危機的状況下で世界の食料市場が円滑に機能するため、G7として強力なメッセージが発出できるよう議論に貢献したい」と述べた。

ロシアのウクライナ侵攻で、両国で生産される小麦やトウモロコシなどの供給が停滞し、穀物相場の一段の高騰が懸念されている。

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