英国の人気ロックバンド「クイーン」を特集したイベント「QUEEN50周年展-DON’T STOP ME NOW-」が11日、大丸梅田店(大阪市北区)13階特設会場で始まる。ヒット曲が流れる会場で、未公開写真などの展示を通じてバンドの軌跡をたどる。5月9日まで。
クイーンは1971年、ボーカルのフレディ・マーキュリーとブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンの4人体制となった。代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」をきっかけに世界的に成功。親日家としても知られたフレディは1991年に病気で亡くなったが、現在まで高い人気を誇っている。2018年には4人を主人公にした映画も大ヒットし、社会現象を巻き起こした。
イベントは、メンバーの未公開写真や貴重な映像、本人や関係者のコメント、衣装などを多数展示。1986年の「マジック・ツアー」で着用した黄色のジャケットに身を包んだフレディの等身大人形が出迎え、来場者はヒット曲を聴きながら、クイーン誕生から伝説のロックバンドとなるまでの足跡を体感できる。4面スクリーンで迫力あるライブ映像も堪能できる。
主催するQUEEN50周年展大阪実行委員会の担当者は「クイーンの世界観に没入できる展覧会。バンドが生まれた50年前にタイムスリップし、一つ一つのシーンを楽しんで」と話していた。
入場時間は午前10時から午後7時まで(最終日は午後5時まで)。入場料は大人1800円、中高生1200円、小学生800円、未就学児は無料。