一般市民1506人が死傷 ロ侵攻開始後、国連

9日、爆撃を受けた産科病院の外を歩く女性=ウクライナ南東部マリウポリ(AP=共同)
9日、爆撃を受けた産科病院の外を歩く女性=ウクライナ南東部マリウポリ(AP=共同)

国連人権高等弁務官事務所は10日、ウクライナでロシアの侵攻後、子供を含む一般市民1506人が死傷したと発表した。死者が549人で負傷者は957人。9日時点の集計値だが、南東部マリウポリなどで激しい攻撃が行われており、実際の負傷者数はさらに多いとみている。主な原因は砲撃やロケット砲、ミサイル、空爆という。

1506人のうち、ロシアのプーチン大統領が親ロ派の主権を承認した地域を含むドネツク州、ルガンスク州だけで123人が死亡し、485人が負傷した。(共同)

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