日米韓3カ国は11日、次官級の電話協議を行い、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを発射していたことを強く非難することで一致した。また、北朝鮮の核・ミサイル活動について深刻な懸念を共有。北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓で緊密に連携することを確認した。
協議には、森健良外務事務次官とシャーマン米国務副長官、韓国の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外務第1次官が出席した。
3氏はまた、ロシアによるウクライナ侵攻がウクライナの主権・領土の一体性の侵害、国際法の深刻な違反であり、断じて認められないことでも一致。ウクライナ問題は欧州だけでなくアジアを含む他の地域の安全保障にも直結する問題であるとの認識を共有した。