「青龍」「男女群像」の陶板を公開 高松塚壁画発見50周年

橿原考古学研究所付属博物館で公開された高松塚古墳壁画の複製陶板=11日午後、奈良県橿原市(柿平博文撮影)
橿原考古学研究所付属博物館で公開された高松塚古墳壁画の複製陶板=11日午後、奈良県橿原市(柿平博文撮影)

奈良県明日香村の高松塚古墳壁画(7世紀末~8世紀初め)が21日で発見50周年となるのを記念し、同県などが壁画に描かれた青龍(せいりゅう)や白虎(びゃっこ)など7つの複製陶板を制作。11日、県立橿原考古学研究所付属博物館で公開した。

2年前に制作された「西壁女子群像」(飛鳥美人)の陶板は同館で公開中。今回の複製作業で、すべての絵の陶板が完成した。

青龍、白虎のほかに玄武、西壁男子群像、東壁女子群像、東壁男子群像、星宿の原寸大の陶板がつくられた。大きさは60センチ四方や90センチ四方など。

制作したのは大塚オーミ陶業(大阪市)。奈良県明日香村の文化庁施設に保管されている高松塚壁画の画像を計測し、発見直後に撮影された写真も利用して制作した。

公開は4月17日まで。発見時の鮮やかな姿がよみがえっており、青柳正規・橿考研所長は「凹凸も表現され、実際の壁画の感じがよく出ている」と話した。

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