阪急立体交差事業で690億円増 大阪市試算

大阪市役所の外観=大阪市北区
大阪市役所の外観=大阪市北区

大阪市は、都市内交通の円滑化に向けて整備を進める阪急電鉄京都線と千里線の連続立体交差事業(高架化)をめぐり、事業費が694億円増となるとの試算をまとめた。10日の市議会委員会で市側が明らかにした。

事業区間は京都線と千里線に接続する淡路駅(東淀川区)周辺の7・1キロ。高架化により17カ所の踏切をなくし、地域間の交通を円滑化する。阪急との共同事業で平成20年に着工。当初は令和9年度に完成する予定だったが、一部の用地取得に時間がかかり、完成は13年度にずれ込むことがすでに明らかになっている。

大阪市によると、神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で平成28年に橋桁が落下した事故を受け、安全対策工事を強化する必要が生じた。また橋桁を支える橋脚周辺で土壌汚染や軟弱地盤が判明。対策費が新たにかかるという。

当初は1632億円と見込んでいた。費用は阪急が8・5%を負担。残りを国と大阪市がほぼ折半する。

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