東証反発、千円近くの上昇 原油価格一服好感で全面高

上げ幅が一時1000円を超えた日経平均株価を示すモニター=10日午後、東京・東新橋
上げ幅が一時1000円を超えた日経平均株価を示すモニター=10日午後、東京・東新橋

10日の東京株式市場の日経平均株価は大幅反発した。終値は前日比972円87銭高の2万5690円40銭で、令和2年6月16日(1051円高)以来の上昇幅となった。値上がりは5営業日ぶり。ウクライナ危機の深刻化で続いた原油先物相場の高騰がいったん落ち着いたことで、景気減速への懸念が後退して全面高となった。上げ幅は千円を超える場面もあった。

東証株価指数(TOPIX)は71・14ポイント高の1830・03。出来高は約15億400万株。

ウクライナに侵攻したロシアに対する西側諸国の経済制裁などを背景に原油先物価格は大幅上昇し、国内外の株価下押し要因となっていた。ただ、アラブ首長国連邦(UAE)が原油増産を支持し、他の石油輸出国機構(OPEC)加盟国に増産規模の拡大を呼び掛ける考えを示したと伝わり、9日の米原油先物相場の米国産標準油種(WTI)は大幅に下落した。

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