「奇跡の一本松」の根、千代田区で来年2月まで公開

津波に耐え、復興の象徴となっている「奇跡の一本松」の根
津波に耐え、復興の象徴となっている「奇跡の一本松」の根

東日本大震災発生から11年になるのを前に、「奇跡の一本松の根」展の内覧会が10日、東京都千代田区紀尾井町の紀尾井清堂で行われた。一般公開は11日からで、来年2月9日まで開催する。

奇跡の一本松は、岩手県陸前高田市の高田松原に約7万本あったとされる松のうちの1本。震災時の大津波にもかかわらず、唯一倒れずに残った。水に漬かり枯れた松をモニュメントとして復元した際、根は別に保存され、これまで数回公開されただけだった。

根は、幹を中心に直径13メートルにもわたって張り出し、津波に耐える強度があったことがよく分かる。

共催する倫理研究所の丸山敏秋理事長は「多くの人が来場できるよう、11カ月間という展示期間を設けた。力強さをぜひ見てほしい」と話す。入場無料、完全予約制で、予約は同研究所のサイトから。

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