偽版画を販売した元画商に有罪 著作権法違反罪、東京地裁

東京地裁が入る建物(今野顕撮影)
東京地裁が入る建物(今野顕撮影)

日本画の巨匠ら著名画家の偽版画を制作し、販売したとして、著作権法違反の罪に問われた大阪府池田市の元画商の会社役員、加藤雄三被告(53)の判決公判が9日、東京地裁で開かれ、小林謙介裁判長は懲役3年、執行猶予4年、罰金200万円(求刑懲役3年、罰金200万円)を言い渡した。

検察側の冒頭陳述などによると、加藤被告は、版画工房を経営していた北畑雅史被告(68)=著作権法違反罪で起訴=に、1作品当たり数十万~100万円を報酬として偽作の制作を依頼し、販売した。

起訴状によると、北畑被告と共謀し、平成29年1月~30年12月ごろ、著作権者である遺族の許諾なく、画家の東山魁夷さんの「白馬の森」など5作品7点を複製。さらに加藤被告は、30年2月と令和2年7月、許諾を受けずに東山さんの偽作を2人に計73万円で販売し、著作権を侵害したとしている。

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