6千歩で死亡リスク半減 60歳以上、国際チーム研究

健康を保つ目安としてよく知られた歩行目標「1日1万歩」と異なり、60歳以上では1日6千歩、それより若い世代でも8千歩歩けば死亡リスクが半減するとの研究結果を、米国などの国際チームが9日までに英医学誌ランセット・パブリック・ヘルスに発表した。

それ以上歩いてもリスクはほぼ下がらなかったほか、歩くペースとの関係はみられなかった。

チームはこれまで世界で実施された15研究、計約4万7千人のデータを集めて解析した。約7年間の追跡期間中に約3千人が死亡していた。

歩数が増えると死亡リスクがどれくらい低減していくかを調べると、60歳以上では1日平均3千歩の人たちに比べ、6千~8千歩歩いた場合の死亡リスクは約50%。60歳未満では1日5千歩のグループに比べ、8千~1万歩で死亡リスクが約50%まで減った。

1万歩という目安は、1960年代に日本の会社が歩数計を「万歩計」として売り出したのが始まりとの説がある。チームは「今回の結果は根拠に基づいた健康増進の指針になるのではないか」とした。(共同)

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