長野リニア工区2人負傷 昨年の事故で再開当日

長野県は9日、長野県豊丘村のリニア中央新幹線のトンネル工区(坂島工区)で8日午後、コンクリート吹き付け作業中に配管の一部が外れ、作業員に当たる事故があったと発表した。JR東海は、1人が腕を打撲し、もう1人が顔に擦り傷を負ったと説明、同工区の工事を中断して原因確認を行っている。

同工区では、昨年11月に1人がけがをする土砂崩れが発生。愛知県内での事故もあり工事を2回中断し、今月8日に再開していた。県は「安全管理の周知を行ったにもかかわらず、当日に労働災害が起きた。連続して発生しており、極めて遺憾」とする文書をJR東海に渡し、事故の検証と改善を申し入れた。

JR東海によると、8日午後2時半ごろ、トンネル坑内でコンクリート吹き付け作業中に機械の配管の一部が外れ、30代の男性作業員に当たり右腕打撲などのけがを負った。また、事故で飛び散ったコンクリートが顔に当たった40代の男性作業員が擦り傷を負った。

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