「命より金儲けか」自民・佐藤外交部会長、露制裁で政府の慎重姿勢批判

佐藤正久外交部会長(鴨志田拓海撮影)
佐藤正久外交部会長(鴨志田拓海撮影)

自民党の佐藤正久外交部会長は8日午前、党本部で開かれた会合で、ロシア航空機の飛行禁止措置に慎重な姿勢を崩していない政府の対応について「命を救うよりも金儲けなのか、と言われてしまう」と批判し、飛行禁止措置に踏み切るよう求めた。

佐藤氏はまた、政府が商用便での国外退避を促しているロシアの在留邦人について、モスクワとトルコなどを結ぶチャーター機を用意することも求めた。「われわれは政府の下請けではない。協力すべきときはしっかり協力するが、モノを言わないといけないときはしっかりモノを言っていく」と強調した。

対露制裁に関しては「G7(先進7カ国)のメンバーとして日本がリードしてアジア諸国に働きかけをしていくことが大事だ」と強調。過去に外務省幹部が自民党会合で「ウクライナの問題は基本的に欧州諸国の問題」と発言したこと問題視し、「日本有事、アジアの問題としてこれを考えないといけない」と述べた。

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