北京冬季パラリンピックの大会マスコット「雪容融」(シュエロンロン)が8日、北京のメインメディアセンターに現れ、撮影の求めに応じポーズをとるなど存在をアピールした。
大きな頭が特徴で時折バランスを崩しながらも、歩き回って元気な姿を披露。ただ、一緒に撮影したり、声をかけたりするのは中国人の記者や大会スタッフばかりで、外国メディアの注目度は低かった。
シュエロンロンは中国東北地方の伝統的な赤いちょうちんがモチーフ。北京冬季五輪では、マスコットの「氷墩墩」(ビンドゥンドゥン)が大人気となった。
大会関係者は、シュエロンロンのデザインは「原案から時間をかけてパラリンピックに合うように修正された」と完成までの経緯を説明した。(共同)