コロナ下の部活、けがに注意 ストレッチの重要性、メディカルトレーナー指南

けがの予防や体幹などを鍛えるストレッチに取り組む野球部選手ら=大阪市北区
けがの予防や体幹などを鍛えるストレッチに取り組む野球部選手ら=大阪市北区

滋慶学園グループの大阪医療福祉専門学校(大阪市淀川区)のメディカル・トレーナー部が、ミズノオオサカ茶屋町(同市北区)で、大阪府内の高校運動部員や指導者らを対象に、けがの防止に向けたストレッチや体幹を鍛えるトレーニング方法などをアドバイスする講習会を開いた。

体のケアに関する知識を身につけてもらい、けがのない部活動を送ってもらおうと企画。同専門学校専任教員の理学療法士で、全国高校野球選手権大会や昨年の東京五輪・パラリンピックでは、けがをした選手らに対応するメディカル・サポートチームの一員だった菊地淳さん(47)らが講師を務めた。

講習会はオンラインも組み合わせて行われ、野球部やソフトボール部の選手、マネジャーら約60人が参加。筋肉・関節の疲労回復や柔軟性の改善のためのストレッチのほか、けがの応急処置としてテーピングで圧迫する方法、熱中症対策のための飲料水づくりの講習なども行われた。

菊地さんによると、新型コロナの影響で部活動の時間が制約されているなか、短時間に凝縮してメニューをこなす練習が増え、故障する選手も多い。猛練習をした分、ウオーミングアップやクーリングダウン(心身を平静に戻す運動)など、自宅でもできるトレーニングやストレッチが重要になってくるという。

参加した大正白稜高野球部の高木利碧(りあん)さん(17)は「柔軟性など、もっと意識を持って行うことの大切さが分かった。講習会で教わったことを効率よく練習に生かしていきたい」と喜んだ。

同部監督の白井晶浩教諭(31)は「自らで実行できる実技など、選手たちにとって大変有益な内容。トップレベルのアスリートをサポートしている講師のアドバイスは生徒たちには貴重な体験で、本当にありがたい」と話した。


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