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産経抄

3月8日

第二次大戦の終戦直後、スターリン独裁下の旧ソ連は、60万人を超える日本人を拉致して、強制労働を課した。約6万人が非業の死を遂げたとされる。

▼長期の抑留は明らかに、捕虜の保護を目的とするジュネーブ条約や日本将兵の早期本国帰還を求めたポツダム宣言に違反していた。ロシアのエリツィン大統領は1993年の来日時に、「非人間的行為だった」と謝罪している。

▼残念ながらプーチン大統領はまったく違う立場を取る。昨年8月、ロシア政府は突然、旧関東軍をめぐる文書を公開した。日ソ中立条約の下でも、対ソ戦の準備を進め細菌戦を計画していた、との内容である。実際は、ソ連が条約を一方的に破って対日参戦し、北方領土を不法占拠した。捕虜の抑留を含めて当時の日本に対する非道を覆い隠そうとする、歴史戦の一環である。

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