母殺害　次男を逮捕　「母が自分でやった」容疑否認

堺市堺区の自宅マンションで令和２年１１月、母親を殺害したとして、大阪府警堺署は７日、殺人容疑で、次男のアルバイト、桜井周斗容疑者（２６）＝同区中安井町＝を逮捕した。「刺したのは自分ではなく、母が自分でやったことだ」と容疑を否認しているという。

逮捕容疑は２年１１月３日、同区大町東の自宅で、同居していた母親の順子さん＝当時（５２）＝を包丁で数カ所刺して殺害したとしている。

同署によると、桜井容疑者は事件後に部屋から飛び降り、意識不明になっていた。同署は刺し傷の角度から他殺と判断し、防犯カメラの映像から桜井容疑者以外に部屋に出入りした人はいなかったと確認して回復を待っていた。