砲撃で損壊した住宅の内部=7日、ウクライナ南部(ウクライナ非常事態庁提供・ロイター=共同)米国防総省高官は6日、ロシア軍がウクライナ国境に集めた戦力の95%を侵攻に投入したとの分析を示した。同国東部ハリコフなどで激しい攻撃がやまず、犠牲者数は膨らんでいる。両国は市民を退避させるための「人道回廊」設置で合意したが、実現のための限定停戦は2日連続で失敗。7日に3回目の交渉に臨む見通しだが、全面停戦を巡っては全く折り合えていない。
ウクライナメディアは7日、首都キエフ北西のホストメリの首長ら3人がロシア軍に撃たれ、死亡したと報じた。食料や薬を市民らに配布している最中だったという。
激しい砲撃を受け、子どもと逃げる男性=6日、ウクライナ・キエフ近郊(ロイター=共同)ロシア軍に包囲された南東部マリウポリでは激しい砲撃が1週間続き、市民は生命の危険にさらされながら電気や水道がない生活を強いられている。(共同)
6日、砲撃で破壊された家=ウクライナ・キエフ近郊(ロイター=共同)火炎瓶を使ってゲームをする、領土防衛隊の市民ら=6日、ウクライナ・キエフ(ゲッティ=共同)6日、空の砲弾を運ぶウクライナ軍の兵士=ウクライナ・キエフ州(ロイター=共同)6日、ウクライナの首都キエフ近郊で、破壊された橋を通り抜けて避難する住民(AP=共同)6日、ウクライナ東部ハリコフで、砲撃を受け破壊された建物の前を歩く人(ロイター=共同)6日、ウクライナの首都キエフで、検問所を警備するウクライナ兵(ゲッティ=共同)6日、ロシアの攻撃に備えバリケードが築かれたウクライナの首都キエフ(ゲッティ=共同)6日、ウクライナ南部オデッサで、砂袋でバリケードをつくる市民ら(ロイター=共同)