あきた舞妓が芸者「おとは」に一本立ち

一本立ちを祝って舞を披露する、あきた芸者「おとは」さん=6日、秋田市
一本立ちを祝って舞を披露する、あきた芸者「おとは」さん=6日、秋田市

秋田市の花街川反(かわばた)などで「あきた舞妓(まいこ)」を続けてきた緒叶羽(おとは)さんが6日、芸者「おとは」として一本立ちするお披露目会を行った。

千秋公園にあった料亭を利用した「あきた文化産業施設 松下」に、髪を芸者島田に結い、黒地の正装で現れたおとはさんは「今後も芸者の名に恥じぬよう芸の稽古に励み、どんなお客さまにも合わせて楽しんでいただける芸者になります」とあいさつした。

お披露目会には長唄や舞踊の師匠、後援会代表などが集まり、おとはさんは長唄「梅の栄」のタテ三味線と、踊り「東都獅子(あずまじし)」を披露した。

秋田市出身のおとはさんは平成28年、「松下」を拠点にする芸者事務所「せん」で見習いとなり、翌年に舞妓となった。一本立ちは、令和元年に秋田で約40年ぶりに芸者となった紫乃(しの)さん以来。

「せん」は、川反の花柳界が衰退する中で秋田芸者の伝統を継承しようと、平成26年から「あきた舞妓」「あきた芸者」の呼び名で料亭への派遣や観光用の業務などを行っている。

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