奈良県高取町のメインストリート・土佐街道沿いの民家などにさまざまなひな人形が並ぶ「第16回町家の雛めぐり」が、31日まで開かれている。
町の活性化を目的に、住民団体「天の川実行委員会」が主催。街道沿いの約60カ所にひな人形が展示されている。
民家では玄関や外からガラス越しに見える場所などに所有するひな人形を並べ、由来などを説明板で紹介。中心部のメイン会場では、実行委が寄贈を受けて所有する約500体のひな人形が17段に飾られている。実行委のメンバーがつくった「ジャンボ雛」も街道沿いに展示されている。
実行委の野村幸治代表は「コロナ禍で厳しい日々が続いているが、ひな人形を見て春を感じ、晴れやかな気持ちになってもらえたら」と話している。 開催時間は午前10時~午後4時。問い合わせは観光案内所「夢創舘」(0744・52・1150)。