順位戦A級陥落の羽生九段、「まず今期の将棋を総括」 来期の明言避ける

対局前、駒を並べる羽生善治九段=3日午前、静岡市(日本将棋連盟提供)
対局前、駒を並べる羽生善治九段=3日午前、静岡市(日本将棋連盟提供)

将棋の第80期順位戦で、最上位のA級からの初陥落が決まっている羽生善治九段(51)は3日、静岡市葵区で指された最終9回戦で広瀬章人八段(35)と対戦し、99手で敗れた。羽生九段は終局後、「まずは今期の将棋をしっかり総括しなくてはいけない」と述べ、来期の順位戦は上から2番目のB級1組で指すかどうかの明言は避けた。

A級は基本的に10人の棋士で構成。優勝者が名人に挑戦できる「トップ棋士の証し」とされる。名人を8期獲得した森内俊之九段(51)はA級から降級後、名人戦に参加できないフリークラスへ転出する道を選んだ。29期連続で在籍したA級からB級1組に降級する羽生九段が来期、順位戦に参加するかどうか、注目が集まっていた。

A級はこの日で全日程を終了。羽生九段の最終成績は2勝7敗となった。

渡辺明名人(37)=棋王=への挑戦権は斎藤慎太郎八段(28)が2期連続で獲得している。

会員限定記事会員サービス詳細