不自由展に「サリンまく」 書き込み容疑で男を書類送検

「表現の不自由展かんさい」が行われたエル・おおさかの前でプラカードを掲げる人ら=令和3年7月、大阪市中央区
「表現の不自由展かんさい」が行われたエル・おおさかの前でプラカードを掲げる人ら=令和3年7月、大阪市中央区

昨年7月に大阪市内で開かれた「表現の不自由展かんさい」を妨害しようと、会員制交流サイト(SNS)に「サリンまきます」などと書き込んだとして、大阪府警警備部などは2日、威力業務妨害容疑で、姫路市飾磨区の無職の男(28)を書類送検した。「開催に不満があった」と供述し、容疑を認めているという。

書類送検容疑は昨年7月16日、SNS上に同展について「明日一般閲覧者にまぎれてサリンまきます」と書き込み、警備にあたっていた会場施設側の業務を妨害したとしている。府警によると、男は「実際に会場に行ったが何もしなかった」などと説明しているという。

同展は、愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の作品などを展示。元慰安婦を象徴する「平和の少女像」や、昭和天皇の肖像を燃やすような政治的な動画も含まれていた。会場施設には爆竹や脅迫文などが郵送で届いたが、府警は今回の件と関連がないとみている。

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