鳥取県米子市の米子水鳥公園は2日、園内で観察された昆虫のポスターを掲示して人気投票する「昆虫総選挙」で、アオスジアゲハがトップ当選したと発表した。総投票数2808票のうち、344票を獲得した。2位はカブトムシ(321票)、最下位はカメムシの仲間、キイロサシガメ(20票)だった。
園によると1位のアオスジアゲハは、羽に青緑色の筋が入ったチョウの仲間。七色に輝く羽を持つチョウトンボも3位に入り、色鮮やかな虫の人気が高かった。カブトムシと同じ甲虫のノコギリクワガタが4位に食い込み、力の強い虫も高評価だったという。
総選挙は2月2~28日に実施し、延べ953人の来園者らが候補20種から好みの最大3種に投票。また園近くの小学校に「出張投票所」を開設し、約170人の児童も投票に加わった。