女性を車ではね、金品を奪い取ろうとしたなどとして、神奈川県警海老名署は2日、強盗致傷の疑いで、横浜市西区西戸部町の建設作業員、斎藤忍被告(43)=窃盗罪で起訴=を再逮捕した。容疑を認めている。
再逮捕容疑は昨年6月10日午前10時15分ごろ、同県海老名市柏ケ谷の路上で、通りかかった同市内に住む看護師の女性(47)を背後から軽トラックではねたうえ、金品を強奪しようとしたなどとしている。
同署はこれまでに車を2台盗んだとして、窃盗容疑で斎藤容疑者を2度逮捕。犯行に使われた軽トラックはそのうちの1台だった。被害に遭った女性は右足の甲を骨折するなど、全治約90日のけがを負ったが抵抗し、斎藤容疑者が逃走した直後に自ら110番通報。同署員が事件当日に身柄を確保し、犯行への関与について捜査を進めていた。