千葉県議会が定数見直しで会合 自民案は1増、立憲案は17減

千葉県議会は1日、議員定数や選挙区割りなどを見直す検討委員会を開き、各会派が見直し案を提示した。最大会派の自民党は定数を1増の95とし、勝浦市・夷隅郡選挙区といすみ市選挙区を合区させて1票の格差を現在の3・06倍から2・69倍に縮める案を示した。関係者によると、新たな定数などは9月県議会で決まり、来年4月に予定される次期県議選での適用を目指している。

昨年公表された令和2年国勢調査の結果によると、全42選挙区で1票の格差が最大だったのは流山市選挙区(同2)と勝浦市・夷隅郡選挙区(定数1)の3・06倍。県議選をめぐる過去の判決では2・81倍で合憲とされ、同倍以下に縮めるためにも同選挙区が他選挙区との強制合区の対象となっていた。

自民党案では、いずれも定数1で同党が議席を保有する同選挙区といすみ市選挙区を合区して定数2の新選挙区を作る。一方、県人口は平成27年の前回調査から6万1814人増加し、自民党が定数1増を主張する理由の一つとされた。

これに対し、立憲民主・千葉民主の会は定数17減、公明党は同10減といった案を提示。委員会は6月県議会で次回会合を開くが、話し合いがまとまらない場合は9月県議会で各会派が見直し内容を盛り込んだ条例案を提出する見通し。

県議会の定数は平成11、15年の県議選での98人が最多で、その後は2度に渡って削減された。

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