日本政府、プーチン氏ら露要人6人の資産を凍結 外相、国防相も

ロシアのプーチン大統領(AP=共同)
ロシアのプーチン大統領(AP=共同)

政府は1日午前、ウクライナを侵攻したロシアに対する制裁措置として表明している資産凍結の対象として、プーチン露大統領ら6人とロシアの銀行3行を発表した。プーチン氏のほか、ラブロフ外相、ショイグ国防相、ゲラシモフ参謀総長、国家安全保障会議のパトルシェフ書記とメドベージェフ副議長の名前を挙げた。

岸田文雄首相は1日未明に行われた欧米諸国の首脳との電話会議で「日本は、欧米諸国と足並みをそろえて迅速に厳しい対ロシア制裁措置を打ち出してきている」と説明していた。

資産凍結の対象となった銀行は政府系の対外経済銀行(VEB)、軍との関係が深いプロムスビヤズ・バンク、ロシア中央銀行。また、外務省は対外諜報庁や連邦保安庁、造船会社など49団体を対象とした禁輸措置を告示し、8日から実施する。

会員限定記事会員サービス詳細