ドローン電波で空港妨害容疑、50代男性を書類送検

福岡空港(福岡市)の敷地内で小型無人機ドローンの電源を入れ、発信した電波で航空機の離着陸を妨げたとして、福岡県警は1日、威力業務妨害容疑で会社役員の50代男性を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、書類送検容疑は令和3年6月25日、福岡空港の駐車場に止めた乗用車内でドローンの電波を発信し、空港運営会社「福岡国際空港」に安全確認のため航空機の離着陸を一時停止させたとしている。

同社によると、電波を空港側が感知。3便が数分遅延した。

ドローン規制法などは空港敷地内でのドローンの飛行を禁じている。男性は実際には飛ばしていなかったため、適用の対象外だった。

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