ロシアによるウクライナ侵攻を受け、神戸市は1日、工事中の神戸ポートタワー(同市中央区)をウクライナの国旗カラーの青と黄色にライトアップする取り組みを始めた。
1日は日没から午後6時半までの短時間だったが、2日以降は時間を拡大していく。このほかメリケンパーク(同)の「BE KOBE」モニュメントでも日没から同11時半まで実施し、市章山の市章も追ってライトアップする。
同市は1日、ウクライナの子供たちやその家族を支援するため、国際児童基金(ユニセフ)に緊急支援金として1千万円を市議会と連名で拠出することも決めた。市の予備費から支出し、使途はユニセフに一任する。
取材に応じた久元喜造市長は「ウクライナでは子供にも死傷者が出て、家族と離れ離れになっている子供も多数いると聞く。そんな子供や家族に一刻も早く支援が届くことを願う」と述べた。