米、在モスクワ大使館職員の自主退避を承認 ベラルーシでは業務停止

【ワシントン=大内清】米国務省は2月28日、在モスクワ米大使館の職員のうち緊急対応に当たる者など一部を除き、自主的に国外へ退避することを承認したと発表した。隣国ベラルーシにある在ミンスク米大使館の業務を一時的に停止することも決めた。

ブリンケン国務長官は声明で、ロシアによるウクライナ侵攻を受けた「安全上の問題」が理由だと説明した。

またモスクワの米大使館は27日、ロシア発着の民間便のキャンセルが相次いでいることを受け、ロシア国内の米国民は「まだ民間便が利用可能なうちにすみやかにロシアから退避することを検討するべきだ」と警告した。

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