スイス政府は2月28日、ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領とラブロフ外相らの資産凍結など、欧州連合(EU)が科した制裁の適用を決めたと発表した。人道、外交目的を除きロシアからの航空機に対して領空を閉鎖する。
スイスは永世中立国だが、声明で「ロシアの前例のない侵攻がこれまでのスイスの制裁に対する立場を変える決め手になった。国際法の尊重はスイスが支持する価値だ」とし、ウクライナへの連帯を強調した。
ウクライナからの避難民が増えているポーランドに約25トンの救援物資を送ることも表明した。(共同)