米CNNなどは26日、ロシア政府のウェブサイトの一部が接続しにくい状況になっていると報じた。CNNによると、原因は明らかになっていないが、国際ハッカー集団「アノニマス」が25日、ツイッター上で、ロシア政府や国営放送のウェブサイトへのサイバー攻撃をしていると声明を出した。
アノニマスは26日にもツイッターへの投稿で「ロシアの人々がプーチンの国家検閲機関から解放されるように、作戦を継続している」などと主張している。
ロイター通信によると、ロシアのウクライナ侵攻開始後、ウクライナ政府などのウェブサイトがサイバー攻撃を受け、ロシアの関与が疑われていた。ウクライナ政府は26日、ロシアのサイバー攻撃から守るために「IT部隊」を創設した。
ロシア大統領府はアノニマスからの攻撃について否定している。