自治体補助金も不正受給 容疑で甲子園出場元監督ら追送検

大阪偕星学園高校野球部の元監督、山本セキ容疑者=甲子園球場
大阪偕星学園高校野球部の元監督、山本セキ容疑者=甲子園球場

岡山県津山市で行った野球部の強化合宿を悪用し、観光支援事業「Go To トラベル」の給付金を不正受給したとして逮捕・起訴された大阪偕星学園高(大阪市生野区)の野球部元監督らについて、大阪府警刑事特別捜査隊と富田林署は28日、津山市からも補助金をだまし取ったとして、詐欺容疑で追送検し、捜査を終結したと発表した。

追送検されたのは、元監督の山本セキ容疑者(54)と津山市の旅館「文乃家」経営、吉間俊典容疑者(54)。

津山市では、市内の宿泊施設を利用した上で市所有のスポーツ施設を2日以上使えば、1人当たり3千円の補助金が支給されるが、野球部は施設を使っていなかった。

追送検容疑は令和2年7~10月、3回にわたり、同市に対して施設を使用したとする虚偽の申請をして、補助金計24万円をだまし取ったとしている。

いずれも容疑を認め、山本容疑者は「補助金欲しさだった」、吉間容疑者は「不正請求になると思ったが、コロナ禍で旅館の予約が入らず困っていた」と供述しているという。

山本容疑者は平成27年夏、同校野球部を率いて全国高校野球選手権大会に出場した。

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