ロシア大幅利上げ、20%に 制裁強化で通貨防衛

ロシア中央銀行は28日、理事会を開き、主要政策金利を10・5%引き上げ、20%にすると決めた。ウクライナ侵攻を受けた米欧によるロシアへの経済制裁の強化を受け、通貨ルーブルの下落と高インフレのリスクに対応する。

米国と欧州連合(EU)は26日、ロシアの一部銀行を国際決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除するなどの追加制裁の導入で合意。28日の外国為替市場ではロシアの通貨ルーブルが対ドルで急落した。(共同)

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