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デザイン性、新機軸で海外に活路 革新続ける伝統工芸品

和傘の技術を使った照明器具「KOTORI(古都里)」について話す日吉屋の西堀耕太郎さん=京都市
和傘の技術を使った照明器具「KOTORI(古都里)」について話す日吉屋の西堀耕太郎さん=京都市

木・竹工品や漆器、織物など匠の技で日本の美を伝える伝統工芸品。市場の縮小、後継者不足と先細りが続くなか、新たな用途の開発や、海外を含む販路の開拓などで活路を見いだす動きが活発化している。デザイナー、バイヤーなど外部の専門家と連携し、従来の枠組みにとらわれない開発、マーケティングがカギとなっているようだ。

危機から一転

赤、抹茶色、オレンジ色と柔らかな色合いの和紙で覆われた照明器具が空間を彩る。JR京都駅構内の専門店街や外資系高級ホテルなどで採用された実績もある「KOTORI(古都里)」と名付けられたこの照明器具は、欧州など15カ国でも販売される人気商品。廃業の危機にひんしていた老舗を盛り立てた立役者でもある。

和傘の技術を活用して作られた、日吉屋の照明「KOTORI(古都里)」(同社提供)
和傘の技術を活用して作られた、日吉屋の照明「KOTORI(古都里)」(同社提供)

「伝統工芸は現代の生活の中でも使えると再認識した」。開発した京和傘製造・販売「日吉屋」(京都市)の5代目当主、西堀耕太郎さん(47)は話す。創業160年超、今や京都に唯一残る京和傘の製造元。その老舗は約20年前、苦境にあえいでいた。

茶道家元の野だてにも使われる京和傘。鮮やかな和紙、丁寧に削った竹の骨組みなど高級感が漂う。ただ、戦後は洋傘の台頭、さらにビニール傘の普及で低迷。平成11年の年商は163万円と、店の存続が難しい状態に落ち込んでいた。

西堀さんは当時和歌山県新宮市職員で、日吉屋は妻の実家。日吉屋で京和傘に触れるうち「和紙を透かす陽の光の優しさ、骨組みの美しさにひかれた」。16年、市を退職し日吉屋の経営を担うことになった。

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