ロシア軍のウクライナ侵攻後、初の週末となった26日、米首都ワシントン中心部のホワイトハウス前でデモが開かれた。数百人が参加し、バイデン米政権に一層厳しい対ロ制裁を要求。ウクライナを守るため「もっと多くの武器供与を」と支援強化を訴えた。
参加者は青と黄色のウクライナ国旗を掲げ、ロシアのミサイル攻撃などで民間人にも被害が出ていると非難。「ウクライナと連帯する」「今すぐプーチン(ロシア大統領)を止めろ」と声を上げた。
ウクライナ出身のソフィア・グラチョバさん(44)は「両親らが住む首都キエフで市街戦が起きている。毎朝起きるたびに、もう会えないのではないかと不安になる」と声を震わせた。「米国が一番の頼りだ。武器や外交、資金などでもっと支援してほしい」と話した。(共同)