川西市2人死亡の民家火災 遺体の腹部に包丁

兵庫県警本部=神戸市中央区
兵庫県警本部=神戸市中央区

兵庫県川西市萩原で24日午前0時ごろ、木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から性別不明の2人の遺体が見つかった火事で、うち1人の遺体に包丁が刺さっていたことが26日、捜査関係者への取材でわかった。

兵庫県警川西署によると、2人の遺体は1階の寝室から見つかった。この住宅に住んでいたとみられる父親(100)と次男(64)の2人と連絡が取れていないという。

捜査関係者によると、焼け跡から見つかった1遺体の腹部に包丁が刺さっていた。外部から第三者が侵入した形跡はなく、県警は遺体が住人の2人とみて身元確認を急ぐとともに、詳しい状況を調べている。

現場は能勢電鉄滝山駅から西に約400メートルの住宅街。

◇兵庫・川西で住宅全焼 焼け跡から2遺体

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