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フェムテック④ 生理のタブー視を問い直す

令和元年12月~2年3月までの期間限定で発売された(ユニ・チャーム提供)
令和元年12月~2年3月までの期間限定で発売された(ユニ・チャーム提供)

フェムテックが脚光を浴びる中、生理をタブー視する風潮自体を問い直す動きも出てきた。日用品大手「ユニ・チャーム」が選択肢の多様化を目指すプロジェクト「#NoBagForMe」だ。

日本では生理用品購入の際、紙袋で包まれる慣習がある。同社は生理を「恥ずかしい」「隠したい」こととして捉えるのではなく気兼ねなく語れる社会を目指し、令和元年、生理用品に紙袋で隠す必要性を感じさせないパッケージを期間限定で採用し話題となった。

現在は企業や地方自治体、大学などを対象にした「みんなの生理研修」を開催。性別や上司部下の垣根を越えて、女性特有の健康課題や生理用品の選択肢について学び合う機会を提供している。

「SDGs(持続可能な開発目標)への貢献が企業価値を高める時代。ジェンダー平等の観点から、生理研修を積極的に実施する動きもある」と同社広報室の藤巻尚子さんは語る。

生理用品メーカーとして、ナプキンやタンポンだけでなく、新たな選択肢も提供している。例えば月経カップ。膣内に挿入して経血をためるもので、煮沸消毒して何度も使える。経済的で環境に優しく、若い世代を中心に利用者が増えつつある。

(取材協力 ユニ・チャーム)

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