仏大統領、プーチン氏は「二枚舌」と恨み節 電話で攻撃停止求める

【パリ=三井美奈】マクロン仏大統領は25日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて24日にプーチン大統領と電話で会談したと明かした。欧州連合(EU)首脳会議後の記者会見で、「できるだけ早く軍事行為をやめ、ウクライナのゼレンスキー大統領と対話するよう求めた」と語った。

侵攻開始の数時間前にもプーチン氏と電話で会談したと述べ、「二枚舌だ。平和について話すことができるのに、戦争を始めた。故意にそうしていた」と批判した。マクロン氏はロシア、ウクライナ両大統領と会談を重ね、外交による緊張緩和を目指してきた。

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